本紙は今年8月29日、その第一報を報じた。
東京地検特捜部は防衛系商社「山田洋行」側の事情聴取を行った。
現在、「日本ミライズ」社長に就任している宮崎元伸氏は、山田洋行の常務として長年に渡り同社を仕切っていたが、その当時、防衛庁から仕事を受注するために守屋武昌前次官、田村秀昭元空将(後に参議院議員)など多くの官僚や政治家を接待し、そのなかの贈収賄疑惑にメスを入れようとするものだったが、結局、断念した模様との内容。
その後、さらなる捜査の進展状況に関する情報が入って来たのでお伝えする。
(写真=「週刊ポスト」07年9月7日号記事)