アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「吉本騒動」で注目される3人の闇人脈関係者

  本紙でも何度か報じている東証1部、異色の「お笑い企業」=「吉本興業」(本社・大阪市中央区)の一連の騒動のなか、ついに渦中の一人、中田カウス氏(左写真)の逮捕説が少し前から一部マスコミで報道されているのはご存じの通り。  その中田氏が指定暴力団「山口組」幹部との交遊をひけらかして、役員の不正に関して恐喝したという疑惑で、大阪府警が内偵しているとされる。  実はこの中田氏の他にも、吉本興業から金銭をむしり取っている疑惑が出ている人物が3名いる。もちろん、中田氏同様、周辺には指定暴力団関係者の陰が見え隠れする。  その一人、土橋正雄氏に関しては、すでに『週刊文春』(今年5月31日号)でかなり詳細を報じている。 (右写真は、その土橋氏がかつて役員に就いていた会社が経営している東京・歌舞伎町のキャバクラ入居ビル)  吉本興業はこの7月31日、調査委員会の調査報告書を発表している。  3つの疑惑に関してで、その1として、平成15年以前における吉本新喜劇等での不正支出疑惑を上げ、「損害額相当を関係者から被害弁済を受け、念書の差し入れを受けました」と、疑惑が事実だったことを認めている。  固有名詞は載っていないが、念書を差し入れた人物は土橋氏。  彼は『週刊文春』(=写真)の取材に対し、疑惑を全面否定していたが、シラを切っていたわけだ。  その記事中に登場するソープランドを経営するS社とは、「スカイサービス」という有限会社。土橋氏は当時、吉本興業の社員だったにも拘わらず、2001年4月20日まで同社役員に就いていた。同社は神奈川県川崎市で「クリスタル京都」など数店舗を経営。在籍する女性は約150名もいるという。  一方、記事中K社となっているのは「コスギインターナショナル」。こちらは歌舞伎町で「BAXY」など3店舗のキャバクラを経営しているとされる。コスギの社長は元吉本興業所属の芸人。  これに対し、後の2名の人物はまだ一切表に出ていないが、本紙はそれが誰か掴んだ。  この8月24・31号の『フライデー』記事中、大阪府警担当記者の「カウスと、暴力団の息がかかっているといわれる不動産会社の、緊密な関係についても精査中といいます」とのコメントが載っているが、この指摘の不動産会社は、大阪市中央区に本社を置くホテル経営会社「D」を指すと思われる。 「このD社社長は、そもそもは中田カウスのタニマチでした。そしてカウスを介して創業家側に食い込んだようです。  山口組K会幹部とひじょうに親しく、一緒にゴルフをやる関係です。例のイトマン事件や飛鳥会事件でも名前が出て来ています」(当局関係者) そしてもう一人は、このD社社長とも交流がある、鉄くず回収や解体業の「H」(兵庫県神戸市)社長。  ただし、この2社に関しては防御が固く、まだ具体的な吉本興業との取引は判明していないともいわれる。…

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