アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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安岡正篤記念館を擁する財団法人で、理事長の私物化疑惑浮上

安岡正篤氏(故人。左写真)といえば、わが国の陽明学者、東洋思想家であると共に、政治中枢の陰の指南役としても知られた御仁。  1984年1月の葬儀時、委員長は岸信介元首相。財界からは江戸英雄、平岩外四、政界からは中曽根康弘首相(当時)、田中角栄、福田赳夫、鈴木善行といった歴代首相が参列したことでも大物ぶりが窺える。  その安岡氏の遺徳を偲び且つ継承する「安岡正篤記念館」(右写真)が埼玉県比企郡嵐山町にある。 (財)郷学研修所が運営しており、理事長には安岡氏の次男(長男は死去)が就いている。  ところが、最近、その運営を巡って数々の疑惑が浮上している。  関係者によれば、疑惑は大きく3つある。 (1)敷地内には研修施設もあるが、そこから基準値を超えたアスベストが多量にあることが検査の結果、わかっている。それを知りながら、数年に渡って放置し続け、同施設をいま現在も使用し続けている。 (2)すぐ隣の文化財保護指定区域に勝手に安岡記念館関連の石柱を立て、同記念館の宣伝に利用している(文化財保護法違反疑惑)。 (3)近年の安岡ブームで関連書籍が何百万部も売れている。ところが、その著作権者(故人の長男が相続していると思われる)と財団法人との間で出版著作権の契約がされていない、にも拘わらず販売され、ある出版社との間で独占契約が結ばれているがそれにも拘わらず他の出版社との契約、財団の印税の一部を理事長が取得している。これら関連での脱税疑惑も。  なお、評議員のなかには地元選出の国会議員、山口泰明氏などもいるが、誰も理事長(総合物流1位「日本通運」の元常務)に意見できないようだ。 (写真=安岡正篤記念館内の展示物)…

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