アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

農協系葬儀場で集団食中毒を隠蔽!?

冒頭に掲げたのは、集団食中毒を出したとされる葬儀場会社が、関係業者宛に出した「緊急」の文書。 見えにくいので、以下転載する。 「先日ノロウイルスの件をお願いしたところですが、業者会の中から心配していた食中毒が発生致しました。 ○日に葬儀した喪家で、家族はもちろん県外から帰省していた人たちも含め、判明しているだけで20人余りの人達が3日から4日間嘔吐、下痢で苦しんだそうです。本来なら保健所に連絡があり、ルミエールはもちろ業者については営業停止になるところです。 今回は御家族のご配慮で表沙汰にはしないと言ってくれています。 全業者○○○○早急に消毒して下さい」 (○は文字が判読不能箇所) 本紙の取材に対し、この葬儀場会社はこの文書を出したことを認めた。  ただし、「お腹がちょっと痛いという人が少し出ただけでオーバーに書いてあるだけ」という。 だが、自分のところで出したおいて「オーバー」はないだろう。  同時に送られて来た「内部告発」文書によれば、トップのI所長、K組合長が隠蔽を指示、職員にすら知らせられなかったという。 また、ここの葬祭場には飲み物や切花を保存する分はあるが、料理を保存する冷蔵庫はないという。 この点について前出の責任者は、その通りだとあっさり認めた。 「出来たものを冷蔵車で持って来てもらうだけのことですから。先の文書は6業者に送っただけなんです。現在もすべて取引しており、こんな告発をしても何もメリットはないと思うのですが……」(責任者) この責任者によれば、数日前、保健所から問い合わせがあり、聞き取り調査を受けたばかりだという。同じ文書が保健所にもつい最近、送られていたからだという。 「飲食する施設では法律で定められているように冷蔵庫は必須なはずです。猛省を促すためにこのような告発をします」文書はこう結んでいる。 農協といえば、職員による預金横領、組織ぐるみと思われるずさんな融資も目立ち、お役所体質が目立つところが多い。 今回の件が起きたのは愛媛県西条市の西条市農協の運営する「ルミエール西条」だが、責任者からは危機管理意識がまったく感じられなかった。 (写真は2点とも「ルミエール西条」の施設)…

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