アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>握手券巡り計4少年逮捕ーーやはりAKB商法=悪徳商法を証明した詐欺事件

 警視庁少年事件課は4月11日、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーと握手できる、CD購入の特典として付いている握手券を実際には持っていないのに、インターネットの会員制交流サイト「ミクシィ」に虚偽の書き込みをして、閲覧し連絡してきた女性から約2万5000円を騙し取ったなどの2件の詐欺容疑で、計4人の少年を逮捕したことを発表した。(冒頭写真=「毎日」4月11日夕刊記事)
 AKB48は年末の紅白に4年連続出場している人気グループで、大手マスコミの多くにとっては大のお得意様。したがって、同グループに関するマイナス情報が報じられることはまずない。ただし、今回の加害者は少年であり、またファンに注意を呼びかける狙いもあり取り上げたのだろう。
確かに、逮捕された4少年が事実通りの犯行をしたのならとんでもない。ファンの心理に付け込んだ卑劣な犯行だ。
だが、冷静に考えれば、そもそもほとんどのファンが未成年男性という事実にあって、CD購入のサービスとして握手券を付けているのならともかく、そうすることによって1人のファンに同じCDを何枚も買わせる=CD売り上げアップを狙っているその商法自体がそもそも問題とされるべきではないか(以前の本紙の関連記事はココをクリック)。

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