アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「国際医療福祉大学」一派が仕掛ける、医学部新設に向けての“恣意的な”マスコミ報道

 本紙ではこの間、「国際医療福祉大学」(本社・栃木県太田原市。高木邦規理事長=冒頭右写真)が様々な人脈を駆使し、30数年ぶりの医学部新設に国がゴー・サインを出すように働きかけている様子をレポートして来た。
その人脈のなかには、既報のように、著名な医学部教授、政治家、知事などもいる。だが、医学部新設となると巨額の費用がかかることもあり、国も現状、決して大学新設に積極的ではなく、その方向に持って行くのはひじょうに困難といっていい。
だが、そんななか格好の出来事があった。
昨年3月発生の東日本大震災で、そもそも全国的に見て人口比率で医師が少ない東北3県が甚大な損害を被ったことだ。これにかこつけ、マスコミを使って“誤誘導”し、世論の盛り上がりから持って行こうという作戦のようだ。
国際医療福祉大学の抱えるマスコミ人脈といえば、現在は神奈川県知事の地位にある黒岩祐治氏が真っ先に思い浮かぶ。フジテレビのキャスター時代、救急医療の問題など医療関係の取材をやり、知事に当選するまでの浪人時代、国際医療福祉大学にお世話になっていたのは有名な話だ。
「国際医療福祉大学の地元、栃木県は医学部がすでに2つある上、知事も反対。その点、黒岩神奈川県知事は賛成派だし、神奈川県にはすでに4つの医学部があるとはいえ、人口が多い上、県東部に偏っている。そこで黒岩知事と連携し、県西部での新設を画策しています」(事情通)
その他にも、国際医療福祉大学は黒岩氏同様、大学院教授のポストで大手マスコミOBを取り込んでいる。読売新聞の水巻中正、朝日新聞の大熊由紀子、読売新聞の丸木一成、日経新聞の渡辺俊介各氏(上写真。上左から時計の針順に)といった具合だ。
もっとも、関係者の間で最近、大学新設への動きを露骨にフォローしているとして話題になっているのは、国際医療福祉大学直のマスコミ人脈ではない。同大学同様、医学部新設を目指しており、そして前述の東日本大震災で大きな被害を受けた地元、宮城県仙台市青葉区の仙台厚生病院(財団法人厚生会経営。冒頭左写真)と地元県紙「河北新報」との関係だ。

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