アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(78)オックスHD株価急騰の仕掛け人

本紙では今年7月20日、「オックスホールディングスのサラ金買収に疑問の声」なる記事を配信した。  ヘラクレス上場ながら、「継続疑義」の注記のある“危ない企業”=「オックスホールディングス」が、第3者割当増資と同時に、今や斜陽産業の代表格といっていいサラ金「キャスコ」を買収すると発表したので、それに疑問を呈したものだ。  ところが、現実にはそれからほどなく同社株価は急騰し、4000円台だったのが1万4000円台と3倍以上になっている。  冷静に考えれば、買い材料など見当たらないのだから普通はこんな動きはあり得ない。 (写真=オックスHDのチャート図)  考えられるのは、矛盾するようだが、第3割割当増資と「キャスコ」買収を買い材料に、誰かが仕手を仕掛け、それに仕手株狙いの一般投資家がちょうちんを付けたと見るべきだろう。  では、仕手を仕掛けたのか誰なのか。  自身、有名な仕手筋の某氏は2人の名前を挙げる。  一人は、過去、新興市場上場企業のオーナーとして注目を浴びたものの、その上場企業役員が凶悪犯罪で逮捕されるなどし、自分も株を手放し、現在は別会社を経営しているA氏。  そしてもう一人は、元広域暴力団組員で、複数の“危ない企業”の増資引受の仕掛け人として度々名前が取り立たされているU氏。  A氏の方に関しては、オックスHDが8月10日に発表した、来る9月11日予定の臨時株主総会で議案となる新たに就任予定の取締役4名の顔ぶれを見れば察せられる。  というのは、この4名の経歴を見ると、全員が「千年の杜」と関わりがあり、また内1名はA氏がオーナーだった別会社で働いていたことがわかる。そしてA氏は住宅メーカー、大証2部「千年の杜」(東京都港区)の陰のオーナーと言われていたからだ。  ということは、オックスHDの今回の増資、増資案件等の株式実務に長けているU氏がお膳立てし、資産家に豊富な人脈を持つA氏が資金調達の仲介をしたということか。…

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