本紙では今年7月20日、「オックスホールディングスのサラ金買収に疑問の声」なる記事を配信した。
ヘラクレス上場ながら、「継続疑義」の注記のある“危ない企業”=「オックスホールディングス」が、第3者割当増資と同時に、今や斜陽産業の代表格といっていいサラ金「キャスコ」を買収すると発表したので、それに疑問を呈したものだ。
ところが、現実にはそれからほどなく同社株価は急騰し、4000円台だったのが1万4000円台と3倍以上になっている。
冷静に考えれば、買い材料など見当たらないのだから普通はこんな動きはあり得ない。
(写真=オックスHDのチャート図)