アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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もはや上場廃止は時間の問題!? 「DPGホールディングス」、中核の宅配中華事業の驚愕実態

 本紙既報のように、セントレックス上場の「DPGホールディングス」(本社・東京都渋谷区)は時価総額不足、債務超過、裏口上場違反抵触で絶対絶命の状況なのだが、ついに、最後通告されるような事態が起きてしまった。
4月18日に同社IRで公開された、第三者調査委員会の「調査報告書」のことだ。
DPGHがクリアしなければならない問題の一つである裏口上場違反抵触は、中華料理のデリバリー店「チャイナクイック」(冒頭写真は店舗の一つ)を展開する「SPARKS」(SP)を子会社にしたことに始まる。09年末のことで、株式交換によるものだった。
それまでDPGHは、IT系企業だった。ところが、この売上がデカくなり、DPGHの業態は実質、この中華宅配事業に変わった。
だが、別の言い方をすれば、DPGHはIT事業では将来はないと見切りをつけたわけで、矛盾するようだが、DPGHの今後はこの中華宅配事業の進捗にかかっていた。
ところが、今回、第三者調査委員会が出した「調査報告書」結果にはこの中華宅配事業に関し驚愕の事実が書かれていた。
(*「チャイナクイック」は最盛期には東京、神奈川で約50店舗あった。だが、SP買収時は15店舗、現在は8店舗のみの営業とされる)

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