今回の大震災に関し、市原コンビナート火災の件など、無責任な風評が少なからず飛んでいるが、東証1部の回転寿司大手「カッパ・クリエイト」(本社・埼玉県さいたま市)に関しても、そうかと思われるような書き込みがネット上ですでに流れ、関係者の間でちょっとした話題になっている。
回転寿司と大震災に何の関係が? と思われるかも知れないが、まず、今回、カッパ・クリエイトも大きな被害を受けたのは事実。
カッパ・クリエイトは全国に350店以上展開しているが、関東、中部地方(共に111店舗)に次いで東北地方にも72店舗と多く展開している。そのなかには今回もろに被害を被った岩手県(大船渡、釜石など)、宮城県(仙台市3店、気仙沼、石巻、東松島)、さらに原発放射能被害の福島県いわき市(3店)なども入っている。
そして今回、出ている風評とは、このなかの放射能に関することなのだ。
(冒頭写真=「カッパ寿司」名の店舗とCM)