「NTTコミュニケーションズ」(通称NTTコム。東京都千代田区。冒頭写真は本社ビル)といえば、NTT(持ち株会社)の完全子会社で、フリーダイヤルなどの特殊付加電話サービス事業、インターネット・サービス・プロバイダ事業 (OCN) などをやっている大企業だ。
このNTTコムが、あるクレジットカード決済システムのプログラムを不法に取得、第3者に勝手に譲渡し、損害を受けたとして、関係会社2社と共に提訴され、3社総額約60億円を請求されていた。
もっとも、今年3月23日、東京地裁で一審判決があり、原告の請求はいずれも棄却された。
ところが、あるクレジットカード決済システムとは、国を挙げて技術革新を進めている韓国にあって、既に実用化され、高い評価を受けているIP通信に対応した決済端末システムということで、ついに韓国政府も動き出し、ヘタをしたら日韓問題に発展するとの見方も出ているのだ。