本紙が4月17日、4月19日と報じた、支払い期日(5月1日)が迫り、どうするのかとその成り行きが注目されていた、東証1部のゼネコンが振り出した5億円を始めとする計5枚、総額面6億431万円の約束手形コピーが街金筋にまで出回っている件だが、大きな動きがあった。
本紙がそのゼネコンに本日、問い合わせたところ、こんな答えが返って来た。
「“融通手形”とかの指摘もありますが、正式に振り出したものです。ただし、振り出した後、トラブルがありまして、この間、互いの弁護士同士で話し合いを行って来ていました。その結果、先週金曜日に5億円分の手形については取り戻しました」