アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

突如、警視庁が捜査に動き出したある告訴案件

 千葉県警習志野署の捜査員が、被害届け受理を先送りし、慰安旅行をしている間に凶行に及ぶに至った長崎スト-ーカー殺人事件(しかも形だけの大甘処分=冒頭写真は「毎日」24日記事)など、相変わらず、警察の不祥事が続いているなか、4年も放置されていた告訴案件につき、突如、捜査に動き出したことから、何か特別に理由にあるのでは、と一部関係者の間で注目されている件がある。
警視庁管内で、08年4月3日に告訴状が出された案件で、罪状は業務上横領(刑法253条)。
告訴したU氏によれば、同年7月末に弁護士が最寄り署を訪ね、担当者と面会。被告訴人が自己破産や民事再生の手続きをして責任逃れをしようとしていたことから、早く捜査して欲しいと催促したものの、「現在のところは特段進展はない。他の事件との関係でまだ手を付けていない」旨、説明を受けただけで、弁護士もお手上げ状態とのことだったという。
以来、一度として署から連絡はなかったところ、突如、連絡があり、「4月25日に調書を取りたいから来てくれと。むろん、告訴時と担当者は替わってました。もはや諦めてましたから、期待というより、なぜいまごろと驚いています」と戸惑いを隠せない様子だ。
関係者によれば、すでにごく最近、被告訴人の事情聴取もやっているという。

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