大手マスコミではまったく報道されていないようだが、民主党の原口一博前総務相(当選5回。羽田グループ。冒頭写真)が政治結社の街宣攻撃を受けている。
原口氏は2月23日、地域主権改革などの政策実現を目指す政策グループ「日本維新連合」の準備委員会を開催。民主党若手を中心に国会議員57名が出席。東京都選出の国会議員9名参加の「東京維新の会」、また橋下徹大阪府知事や河村たかし名古屋市長らの地域政党とも連携して行くとしている。
ところが、よりによってこの政策グループ名、「日本維新連合」とまったく同名をすでに使っている政治結社が存在したからだ。
「法的には問題ありません。しかし、原口さんはついこの間まで総務相を務めていたでしょう。政治結社の届け出はその総務省の管轄。しかもその団体はいまも現役バリバリの過激な団体。彼らの怒りを買ってしまった。地元の大阪で街宣していますが、もう少ししたら上京し、民主党本部などに対してもやると息巻いてますよ」(関係者)
確認してみると、政治結社「日本維新連合」(本部・大阪府羽曳野市)は確かに存在した。
最新の09年度収支報告書によれば、収支とも228万円となっている。
(上写真=街宣中の政治結社「日本維新連合」)