大手マスコミ既報のように、死去した生活保護受給女性の自宅から出て来た現金約12000万円の内から、故に、生活保護費支給の返還名目で市が預かっていた200万円を、「あのお金は詐欺グループのものらしい」、「特捜に持って行くから俺に渡してもらえるか」などと担当職員にいい、詐取したとして、当時、生活保護給付の担当部署トップだった埼玉県和光市企画部審議監(休職中)・東内京一容疑者(55)が埼玉県警捜査2課に逮捕されたのは6月13日のことだった。
そして7月4日には、同じ女性の現金548万円と通帳を詐取したとして再逮捕されている。
部長級の幹部職員が、担当部署のそれも生活保護受給女性のカネを騙し取っていたというのだから、和光市が頭を抱えるのは無理ないとして、なぜ厚労省の老健局が相当なショックを受けているというのか。