アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「シスウェーブ」に続き、「リアルビジョン」にも経営介入する大場氏一派

 他のネタを先に報じた兼ね合いから報告が遅くなってしまったが11月27日、パチンコ・医用向け3次元グラフィックスLSI・応用製品開発主力の「リアルビジョン」(6786。マザーズ。横浜市港北区)は、半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)の持ち株比率が32・16%になること、同時に、同日開催の取締役会でシスウェーブ社長の宮嶋淳氏と、取締役の池畑勝治氏をリアルビジョン取締役候補にすることを決議したことをIRした。
シスウェーブとリアルビジョンは今年9月28日に資本業務提携を発表。この時点で、シスウェーブがリアルビジョンの筆頭株主の全株式の譲渡を受け16・26%で筆頭株主になっていた。さらに今回、リアルビジョンの創業者で社長、そして主要株主だった杉山尚志氏(冒頭写真)の所有分なども買い足し32・16%に。こうしたなか、役員を送り込むことになったわけだ。保有株0になった杉山氏は来年1月25日開催の臨時株主総会を持って社長から退く。また、宮嶋氏らの取締役就任も同総会を経て正式に決まる。

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