アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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年金問題など他人事? 年間4億円以上、何のチェックも受けずタクシー乗り放題の厚労省“役人天国”のカラクリ

 昨日発売の写真週刊誌『フラッシュ』(3P分。上写真)、それに「産経新聞」(社会面。下写真)において、厚労省の会計課が支給、チェックしている分とは別に、何のチェックも必要ない同省労働基準局が独自に個人タクシー組合と契約したタクシー券が存在、そのタクシー券を日常的に私的流用していると思われる中堅幹部グループの存在がクローアップされている。  その労働基準局の年間タクシー代は4億円以上。もちろん、我々の税金で賄われている。  そんな公金を、職員仲間同士の私的飲食後の深夜帰宅、店の女性の送迎などに度々使用しているとなれば、当然ながら法律に抵触する可能性もあるわけで、年金問題が騒がれる昨今、さらに国民の怒りを買って当然だろう。  柳澤伯夫厚労省大臣はこの報道を受け、昨日の定例会見で、「キチンと調査し、処分する」旨、言わざるを得なかった。  この管理の杜撰極まりないタクシー券のカラクリに関しては前出・両記事をご覧いただくとして、この疑惑が出ている中堅幹部たちとは誰を指すのか。  実は本紙も、同じ人物に関してこの間、取材していた。 『フラッシュ』記事で出ている中心人物、H課長補佐とは 原秀嘉氏(写真)を指す。  確かに、この疑惑が出ている職員は彼だけではない。他にも同期のS氏、T氏などの名前が挙がっている。  だが原氏の場合、関係者によれば少なくとも4年間、最低週1回は流用。しかもこの際、部下などにも使用させており、したがって一晩当たり総額8?9万円使っているとして、1カ月なら約30万円、年間360万円、4年間ではどんなに少なく見積もっても1000万円は下らない計算になるのだ。  しかも部下のなかには、余りに露骨な使い方に、「もう止めましょう」と進言したケースもあったが、原氏は止めないどころか、進言した部下は以来、仲間外れにされたのか、店に現れなくなったとの証言もある。 「身内同士でも少しは仕事の話でもしていればまだ救いようもないわけではないが、セクハラ行為をしたり、他の女性客に声をかけていた」との証言もある。原氏は妻子持ちであり、もはや同情の余地はないと言わざるを得ない。  ところで、原氏のように、課長補佐クラス以上の者が、皆、同じようにこのタクシーチケットを使い放題では年間4億円程度ではとても足りないだろう。  実は原氏はある立場から、このチケットを特例で使えた、さらに重大な疑惑まで浮上しているのだ。(続く)…

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