本紙既報通り、今週発売の『アサヒ芸能』がこの件を載せている。
表紙にはもっとも大きくタイトルを載せ、記事も巻頭4ページ近くを割く力の入れようだ(写真)。
問題の宴会があったのは98年9月21?22日にかけてで、前の防衛庁長官の時とかなり前とはいえ、その体質は現在も変わっていない。しかも、この件は実は関係者の間ではかなり知られた事実(何しろ、本紙が2年近く前に入手し、報じているのだから)。それにも拘わらず再度、大臣になれてしまうところに、自民党の闇社会とのもたれ合い構造が透けて見え、これではまともな社会などなりようがないわけだ。
その構造的典型例として、大手マスコミが無視するなか(各社、同じものをかなりの社が入手済み)、アサ芸が取り上げたことは評価に値するだろう。
ただし、残念なことにすべて匿名で、どこの広域暴力団かも書いていない。