アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(76)元セガ社長の上場錬金術に疑問の声

今年6月6日、人材派遣業の「トラストワークス」(本社・神奈川県相模原市)はジャスダックへの株式上場を果たした。
同社の最大の株主は、代表を務める投資会社「アミューズキャピタル」と個人で計63%以上を所有する中山隼雄氏(写真)。
そう、ゲーム大手の「セガ」を社長として東証1部に上場、さらに人材派遣の「パソナ」を会長としてヘラクレスに上場させた御仁。 トラストワークスが経営不振に陥っていた04年、中山氏率いる前出・アミューズキャピタルの支援を受けたことによる。
これだけ聞けば、中山氏が今回の上場益の恩恵に預かっても当然と思えるが、兜町の事情通の間では疑問の声が強い。なぜか?

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