本紙の元に、国産偽装をやっているとして、具体的に複数の社名を上げた情報提供があった。
当初は匿名だったが、その後、九州の某うなぎ卸業者の関係者と名乗った。その卸業者は業界ではかなり知られている。しかも、提供者は「うち以上に業界の裏事情に精通している者はいない」と自信たっぷりの口調だった。
もちろん、その主張を直ちに信じることはできない。
だが、(1)業界の中心で現在も仕事をしている、(2)身元を明かしている、ことなどを勘案すれば、消費者保護の立場からこうした情報があったことを読者に伝えておいた方がいいと判断した。
以下、具体的に紹介する。