アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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矢野経済研究所の上場に生き残りをかける「オープンインタフェース」だがーー当局も注目

ヘラクレス上場の情報・通信系企業「オープンインタフェース」(本社・東京都港区)だが、創業者の純浦誠氏は「上場こそが目的」といった新興企業トップの典型的方だったようで上場してまもなくほとんどの持ち株を売却、経営から手を引いてしまった。
 現在、上場時(2001年9月)に取締役だった杉山文彦氏(上写真)が社長を務めているが、技術系出身で経営には疎く、度重なる転換社債などの発行の挙げ句、気づいたら神長大氏率いるグループに実質、経営権を握られるような事態になっていた。
赤字が積み重なり、監査法人には「継続企業の疑義注記」をされたばかりか、今期監査においては「適正」のハンコを押すことを拒まれる有様。すでに約2年前から株価の下落が止まらない(上写真=チャート図参照)のはご存じの通り。
そんな同社の最後の頼みの綱が、連結子会社「矢野経済研究所」の上場、売却と言われる。

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