アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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うなぎ産地偽装の「里帰り」という手口

 中国産うなぎが問題になっているが、では、国産ものは安全かといえば、様々な手口で国産と偽装されているものもあり、決して安全とは言い切れない。
2002年10月に発覚した、東証1部の大手商社「伊藤忠商事」(本社・大阪市。右写真)の子会社「伊藤忠フレッシュ」が台湾産を国産と偽って販売していた件はまだ記憶に新しい。
手口は極めて荒っぽく、かつ単純。
台湾から輸入したうなぎの蒲焼きを、同社九州水産営業所(福岡市。事件後、廃止)において、そのパックを外して国産(鹿児島産)と明記された別のパックにリパックし、そして堂々と販売していた。
この違法営業は約1年続き、約100パックが販売された。
わが国を代表する大手商社からしてこの有様なのだ。

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