アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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オックスホールディングスのサラ金買収に疑問の声

 本紙でも何度か疑問を指摘しているヘラクレス上場「オックスホールディングス」(本社・東京都中央区)が、また不可解な動きをしている。
6月22日、同社は総額約25億円(2回分)の第3者割当増資を行うと発表した。
年間売上高20億円余りの企業なのにそれを上回る赤字があり、「継続企業前提に疑義の注記」が付いているなか、1回目調達予定の約10億円は運転資金に、そして2回目の約15億円はサラ金「キャスコ」(大阪市中央区。写真は同社キャラクター)を“統合”するために使うという。
だが、周知のようにサラ金はグレーゾーン撤廃、過払い金返還、さらに過払い金の返還にはその間の利息払いも義務と最高裁が初判断する(7月13日)など、取り巻く状況は厳しさを増す一方で、いまや斜陽産業。大手さえ経営は厳しいと言われている。

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