全国信用情報センター連合会(全情連)の傘下組織を巡る内紛に、暴力団関係者が介入していたことがわかった。
関係者や内部資料などによれば、ことの発端は内紛の当事者である一方が、もう一方を排除するため、そのもう一方の不正を証明するとする内部資料を購入したことに始まる。
この内部資料は不法な手段で入手されたものである上、持ち込んだのは広域暴力団・山口組関係者たちだった。
ところが、傘下組織はそうした事実を薄々知りながら多額の現金を支払って前述資料を入手した可能性が高い。しかもさらに金銭を要求され、それに応じていた疑いもある。