今週発売の『週刊SPA』が、例の警視庁北沢署巡査長の私物パシコンから流出した1万点を超える捜査資料の件で特集を組んでいる。
複数のタレントが「情婦」として記載されていたことから、広域暴力団関係者の名簿がもっとも注目されたが、実ははるかに深刻なのは同じく流出した数多くの「調書」。そのなかに、警察に匿名で捜査協力した参考人、仲間を売った被告のものも数多くあり、それら協力者の実名、住所、連絡先などが記されており、彼らが報復を受ける可能性は大いにあり得るからだ。
この特集はそこに重点を置いており、今回の情報流出がいかに重大な失態であるか、改めて身につまされる。本紙・山岡のコメントも載っている。