アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

政治家から仕手筋(「大盛工業」、「ゼクー」)代理人まで引き受けていた懲戒処分弁護士

 東京弁護士会は7月4日、同会所属の佐竹修三弁護士(54)を業務停止10カ月の懲戒処分にした。  弁護士というと、馴染みのない方のなかには未だ「正義の代理人」のイメージが強いかも知れない。だが、それはほんの一握り。その一方で、報酬が多いからと、闇世界やその周辺住人、また何かと訳ありな政治家などの依頼を専門に引き受ける悪徳弁護士はかなりの数いる。  佐竹弁護士は上場廃止になった居酒屋チェーンを運営していた「ゼクー」(本社・大阪市。マザーズ上場)の新株予約権行使に伴う代金計約1億9000万円を投資ファンドの出資者から預かりながら、指定口座ではない別口座に振り込んだ件で今回処分を受けた。  この佐竹弁護士、代理人を務める相手のなかには注目の人物がたくさんいた。  例えば、先日、診療報酬詐欺事件で逮捕された東洋大学法学部元教授で、弁護士の林田学容疑者(6月4日、詐欺容疑で再逮捕)のためにも逮捕される少し前、動いていた。  また、元警察庁キャリアの平沢勝栄代議士の弁護もよくやっている。最近、次期選挙への不出馬を表明した大仁田厚参院議員の名誉毀損告訴代理を務めてもいたが、これは平沢代議士との関係から来ているのだろう。  一方、仕手株として有名な東証1部「東理ホールディングス」(東京都中央区)の福村康廣代表のダミー役としてよく登場する松村賢吾氏とも関わりがあった(左写真。「ワイ・アリーバ」は「ゼクー」の旧名)。 「佐竹弁護士は東証2部だった『大盛工業』の株価操作事件で指名手配中の金融ブローカー・大場武生とよく組んでいた。弁護士を間に立てると相手はつい信用するからな。その大場と上里(修司。右写真に登場)はその世界で兄弟分の関係で、ホテル瑞凰事件では一緒に逮捕(詐欺容疑)されている。  一方、東理の新株引き受けのアレンジを裏でやっていたのが別の金融ブローカー・U氏。そのU氏もホテル瑞鳳には噛んでいて大場たちと知り合い、大盛工業でも一緒にやっていた。その後、ゼクーの新株引受の件でもUに話が行き、福村が噛んで、代理の松村が登場したという流れさ」(事情通)…

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