アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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第3者割当増資を突如、中止ーー不可解なビジネスバンクコンサルティングの言い分

ジャスダック上場のコンサルタント会社「ビジネスバンクコンサルティング」(以下、BBCC略。本社・東京都新宿区。大島一成会長)は、6月11日の取締役会で決議していた第3者割当増資を6月26日、中止することを明らかにした。
新株の発行価格の総額は5億4650万円。実施されれば、発行株式の約26%を占めるかなり大規模なものだった。
当然、中止の理由が気になるが、これが何と、本紙でも既報の「朝日新聞」が6月22日に報じた記事が原因だと、自社HPで明らかにしている(右写真。HP中、「一部報道」)。
大島会長は、“都民の憩いの場”といっていい中野サンプラザ(左写真)と同名の運営会社(NSP略)会長も務めるが、BBCCがこのNSPと契約した会計システムのリース契約について「架空取引」の疑惑が出ているという内容だった。
もっとも、NSPは内部調査の結果、そうした疑惑はなかったとしている。

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