アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(67)温泉施設爆発事故を契機に火が付きそうなユニマットグループ総帥・高橋洋二氏の過去

東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」で6月19日、爆発事故が発生し、従業員3名が死亡する惨事となったのは大手マスコミ既報の通り。  既報道のように、爆発の原因となった天然ガス対策に関する会社の安全管理責任が指摘されている。そして、近年同様の施設が都市部で多数設立されていることから、同様に対策が不十分のところもあるとその危険性を指摘する論調になっている(「日経」6月20日)。  だが、それだけの指摘だけでいいのか。  大手紙では唯一、さすがに経済専門の「日経」が指摘しているように、同施設の運営会社は「ユニマットホールディング」のグループ会社。同社は持ち株会社で、その子会社には東証1部上場「ユニマットライフ」(東京都港区)がある。  同社はオフィスにレンタルのコーヒー機を置いてもらう会社。その会長であり、持ち株会社と共に大株主なのが同社を創業した高橋洋二氏だ。 「事故を知った時、新宿・歌舞伎町のあの(2001年9月発生。死者44名)焼死事件で、ビルオーナーとして責任を問われた“ソープ王”(瀬川重雄被告)と高橋氏がダブったよ。もちろん、表向きは運営会社社長の責任が一番に問われるんだろうが、あのソープ王同様、ユニマットグループも実際は高橋が独裁支配し、グループ会社各社にまで彼が細かい指示を出している。しかもケチで、安全管理にはできるだけカネをかけたくないはずだからね」(事情通)  この高橋会長、そもそもの本業は女性専用のサラ金。これで財を成した。  そして近年は沖縄で土地を買い占め、「地上げ屋」、「自然破壊屋」といった批判も何のその、リゾート開発を強引に進めている。その一環として今回、事故があった温泉施設にも取り組んでいたのだ。  地上げといえば、代議士への脅迫、「毎日新聞」記者が首を切られるなどの事件の舞台となったあの東京・南青山の土地の一部もグループ会社で買い占めていた(右写真)。  そして、サラ金業においては過去、逮捕歴もある人物なのだ(左写真)。  ユニマットライフの株価は事件後、50?60円は下がったものの、本日始値1471円、終値1475円と早くも戻しており、事件の影響はいまのところそれほど大きく感じさせない。  だが、高橋氏の過去、その手法には数々の問題が指摘されているだけに、今後、週刊誌などがどんどん問題提起する記事を書く可能性は高い。同時に、捜査も、歌舞伎町火災の“ソープ王”のように、背後の実力者の責任追及が成されてもおかしくない。  …

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