アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「週刊新潮」が今週号で、コムスンの告発記事を載せれなかった理由

6月6日の厚生労働省による「グッドウィル・グループ」(代表取締役会長・折口雅博氏)の子会社「コムスン」に対する“退場勧告”を契機に、主要週刊誌が特集記事を組んでいる。  以前から、コムスンの悪名はかなり知れわたっていたことを思えば、この“大本営発表”を契機とする一斉報道に危うさも感じないわけではないが、我々の生活に密接に関係する訪問介護業界最大手の不正請求問題だけに無理もない。 「『介護喰い』折口雅博の正体」(「週刊文春」)、「フェラーリを乗りまわしているヤツに介護はできんよ」(「週刊朝日」)、「コムスン内部告発『架空サービスで報酬を得ていた』」(「サンデー毎日」)といった具合で、「週刊ポスト」、「週刊現代」も次号では特集を組むという。ところが、昨日発売の「週刊新潮」だけ、まったくコムスン並びに折口会長のことに触れていない。いったい、これはどういうことなのか?  そこで、冒頭の写真をご覧いただきたい。  その木曜日発売の同誌のグラビアページ。「シリーズ介護最前線」とのタイトルが付き、23回目となっており、かなりの長期シリーズであることがわかる。  実はこのシリーズ、文中にこそコムスンの社名は出て来ないが、同社の広告出稿あってこそ始められた記事なのだ。  なぜ、そんなことがわかるって?  そこで、以下に今週以前の同シリーズの記事を載せた。両者を比較していただきたい。  以前の記事(左写真)では、左横にコムスンの広告が入っていた。  しかも、記事中の写真にはコムスンのトレーナーを着た者が写り、拡大写真(右写真の左女性の2つの黄線囲みに注意)を見ると、「コムスン」の社名とロゴが入っていることに気づく。  ところが、今週号だけはなぜか、広告が自社のものに変わり、しかも記事写真の女性が着ているのは確かにコムスンのトレーナーだと思うのだが、どこにもコムスンの文字もロゴも見えない。  どこに消えたのか? 後は読者の常識的な想像力にお任せする。  それにしても、広告費が出ているなら「協賛記事」とかハッキリその旨を記すべきではないか。  以前、問題になった「週刊朝日」の武富士5000万円「ウラ広告」問題を思い出すのは本紙だけではあるまい。…

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