アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「朝日新聞」記者を名誉毀損で告訴、受理直後、逮捕された元東洋大学教授

 

左に掲げた記事のように(「日経新聞」6月13日)、昨6月13日、警視庁は診療報酬や調剤報酬の不正請求をしたとして、元東洋大学法学部教授で弁護士のH容疑者(51)など3名を詐欺の疑いで逮捕した。
ところが、この逮捕に先立ち、そのH容疑者は、この疑惑は事実無根だとして名誉毀損罪で「朝日新聞」のこの取材を担当した2人の記者を東京地検に告訴(5月30日)、それだけでなく、逮捕のわずか6日前に「受理」されていたと、H容疑者が開設している「ベルエア法律事務所」(東京都渋谷区)の担当者は断言する。
名誉毀損相手が「朝日新聞」なのは、この疑惑を朝刊1面でスクープ(昨年12月13日)したのが同紙で、この後、H容疑者は猛烈に抗議、しかしその後も朝日は続報を出し、これが一連の疑惑、逮捕への流れを作ったというのがH容疑者の主張。
「そうです。6月7日に確かに受理されています。したがって、Hは逮捕されたいまも容疑を完全否認しています」(法律事務所担当者)
だが、こんな“ねじれ現象”、本当にあり得るのか。
(以下に、「告訴状」コピーなど添付)

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