最終更新日:2020-01-29T16:49:21+09:002007.6.04 23:02<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(63)「循環取引」の黒幕と名指しされていたIT系企業が倒産アクセスジャーナル編集部2この連載57回目で、「いわゆる『循環取引』の黒幕」というタイトルで報じているIT系企業がある。最近、ヘラクレス上場企業の連結対象になっていたのだが、そのN社が5月31日、大阪地裁へ自己破産を申請していたことが明らかになった。2006年11月期には年間約237億円の売上げを誇った。だが、取引上のトラブルから急激に資金繰りが悪化。また、ヘラクレス上場企業は取得時の株価に関する重大な疑義があったとして連結対象とすることを取り止めると共に、損害賠償請求訴訟を提起するとしている。この続きを読むには有料購読の登録が必要です。新規登録ログイン