アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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土壌汚染説も飛び出す、三菱東京UFJとミサワホーム巨額債権放棄の裏側

 本紙は今年4月16日、東証1部「三菱UFJファイナンシャル・グループ」並びに、同「ミサワホームホールディングス」に対し、株主代表訴訟が提起される可能性があることを報じた。  理由は、現在、東京都中央区勝どきに、住友商事の関連会社が地上200M近いツインの超高級高層マンションを建設中(写真=完成予想図。来春完成予定)だが、この建設地の前の所有者であるミサワホーム子会社と、同土地購入のために融資した三菱東京UFJが計750億円もの債権放棄を行っているからだ。  この土地の簿価は約850億円。しかも中央区は50億円の補助金を出しているから、住友商事側はまさにただ同然でこの土地を手に入れることができたわけだ。  なぜ、このような巨額の債権放棄を三菱UFJファイナンシャル・グループ側などは行ったのか?  これに関しては、以前から諸説囁かれていた。「旧UFJ銀行がかつて住友信託への旧UFJ信託の売却を発表しながら、一方的に破棄したことへの埋め合わせでは」、「金融庁に対する検査忌避問題で追い込まれた旧UFJ首脳が、不良債権処理を焦り、ミサワホーム側の意向を無視し、住商側に問題の土地を叩き売った結果では?」といった具合。そして、ここに来てもっと衝撃的な説が飛び出して来た。土壌汚染疑惑だ。  問題の土地の以前の大半の所有者は「日本食料倉庫」という米殻倉庫会社だった。  したがって、同地は当時は食料倉庫として利用されており、そこに生息するねずみや害虫駆除のため、さまざまな駆除剤が多量に使われていた。  昔はその使用制限は緩かったことから、現在は使用禁止のさまざまな毒物や劇物成分が入ったものが長年に渡り使用され、土壌を汚染している可能性が高いという説だ。  そして、少なくとも中央区がミサワホーム側が所有していた際、十分な調査をするように依頼、そして「鉛は環境基準値の15倍、砒素は12倍」といった結果が出ていたのは間違いないようなのだ。  確かに、土壌汚染があったなら、格安で譲渡したのは理由としてはわかりやすい。  もっとも、これが問題になるためには住商側、そして住商はマンション購入者にその事実をキチンと伝えていない、そして工事完全後の事後調査でも、環境基準値を上回ることがハッキリしなければならないのだが……。  なお、一部大手マスコミはこの説を聞きつけ現在、裏取り中で、近く複数の媒体で記事化の動きもあるという。 (写真=つい最近の建設現場風景)…

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