アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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右翼系雑誌『WiLL』の最大スポンサーは東京電力の模様

 毎月、過激な右翼思想を展開する、元『週刊文春』編集長の花田紀凱氏が編集長を務める月刊雑誌『WiLL』(左写真)。  発行所は「ワック・マガジンズ」(東京都千代田区)という株式会社なのだが、その実態は一般にはそれほど知られていないので紹介する。  同社の代表を務めるのは鈴木隆一氏(58。右写真)。そもそもは月刊『文藝春秋』の契約記者だったそうだが、その後、新潮社に入社、写真週刊誌『FOCUS』創刊に携わり、局次長まで務めているという。  ただし、ジャーナリスト志向ではなかったようで、40歳過ぎに退社。そして1991年10月に設立したのが「ウィルアライアンス」(同)というコンテンツ・プロジュース会社なのだ。  月刊雑誌『WiLL』が創刊(写真)されたのは2004年末のことで、では、この間、鈴木氏はウィルアライアンスで何をやっていたのか。  コンテンツ・プロジュースなどと表現されると、何やら他社の雑誌の企画・編集などをしていたと思われるかも知れないが、これが似てあらざるもの。  もっとも熱心に行い、収入源となっていると見られるのが東京電力の常設展示場「TEPCO新エネルギーパーク」(千葉県富津市)の4つの部屋の展示物の企画・製作(写真)なのだ。また、日本の最先端技術を一堂に集めた科学技術展“21世紀夢の技術展”(愛称:ゆめテク)が、2000年7月、東京国際展示場で開催されたが、この時も東京電力のブースの複数の展示を担当していた。  その他にもソニーの社史(50年史)や盛田昭夫氏の追悼映像を担当するなどソニーグループ、その他NTTグループ、JRグループも主要取引先だが、突出しているのが東京電力グループとの繋がりと思われる。さらには、東電も加盟する電気事業連合会も主要取引先とされる。  東京電力といえば、原発を推進する国策企業といってもいいだろう。いうまでもなく、WiLLは拉致問題に関しては対北朝鮮強行派の姿勢だが、この拉致問題で東電社員の蓮池兄が同じスタンスで重要な役割を果たしているのは偶然ではないだろう。  そして最大の問題点は、WiLLの右翼的スタンスは鈴木社長の志向とマッチしているのか、それとも、スポンサーの意を汲んでのことなのか、という点だろう。…

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