アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

APFの“広告塔”を辞めていたハードラー・為末大選手

 8月の世界選手権選考も兼ねた6月11日の日本選手権・男子400M障害で、6位に終わった為末大(33)??言わずと知れた、世界選手権で2度に渡り銅メダルを獲得したハードラーだが、その新聞報道の名前の横に書かれた所属先を見て「あれっ!?」と思った。
為末選手は、経営破たん説が出たり、子会社の東証2部上場「昭和ホールディングス」との間で架空増資疑惑が出て証券取引等監視委員会が強制調査に乗り出すなどしていることから、本紙がウォッチし続けているタイ投資ファンド「アジア・パートナーシップ・ファンド」(APF。タイ・バンコク)に長年所属していた。
 ところが、この時の所属先は「a-meme」となっていたからだ。
確認したところ、今年2月末でAPFとの契約は切れ、4月から、自らが地元の広島に設立した陸上クラブ「a-meme」に所属していたことがわかった。
ちなみに、為末選手はこの5月から広島市から「ひろしまスポーツ大使」(任期は2年)に任命されている。
本紙がAPF絡みで何度も為末選手のことを取り上げて来たのは、単に所属しているだけでなく、APFの広告塔役を積極的に務めて来たと思われるからだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧