「日月警備保障」(東京都千代田区。冒頭写真は本社)の立川営業所で5月12日未明、現金ではわが国史上最高の6億400万円が強奪された。
それほどの大金にも拘わらず、警備員1人体制で仮眠を取らせ、また、壊れた窓から侵入される有様。しかも、この警備会社、03年に1億5000万円、08年にも6900万円を同じく杜撰な警備で奪われていた過去もあったのだから、「こんな会社に、なぜ東京都公安委員会は警備業の許可を与えているのか?」、「公的団体や一流企業がなぜ、こんなところを使い続けるのか?」と批判の声が出るのも無理ないだろう。
それでも同社が存続できるのは、警察の有力天下り先だからでは、と思い調べてみたのだが、いまのところ両者の関係は不明だ。