アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ついに元社員が反訴ーー訴状に記された、「UE社」疑惑の4000万ドル送金の目的とは

 本紙が徹底追及し、いまや石原慎太郎ファミリーにまで飛び火した、パチスロ大手「ユニバーサルエンターテインメント」(UE社。旧名アルゼ。東京都江東区。6425。JQ)を巡る一連の疑惑だが、UE社は本日、「朝日」を提訴したとIRした。だが、これは怪しい。
本紙既報のように、UE社は「ロイター」を提訴したとすでに昨年12月にIRしているが、未だ訴状は届いていないそうだ。虚偽のIRを出し、他のマスコミの追加報道を牽制している可能性がある。現状、報道機関への提訴がハッキリしているのは、フィリピンでのカジノホテル建設のための疑惑の4000万ドル送金報道を一番最初に報じた本紙だけだ。

 通常、上場企業が虚偽の提訴をIRするなどあり得ない。だが、岡田和生代表取締役会長(横写真)率いるUE社においては常識外のことがあり得る。
疑惑の4000万ドルはUE社並びに岡田氏が決済しておきながら、疑惑が表面化するや、元社員に責任転嫁し、3名の元社員が勝手にやったこととして提訴したのもその典型例だ。
 しかし、そんなことがいつまでも見過ごされるはずがない。
奇しくも同社が「朝日」を提訴したとIRした同日(本日)、提訴されている元社員の一人N氏が東京地裁に、(1)UE社並びに岡田氏は送金が自分たちが指示したにも拘わらずあえて提訴、(2)UE社のHPで実名を上げられ、「虚偽文書」を作成し「ロイター」に流した旨などの虚偽を書いて流布され、「言いようのない屈辱」「人身攻撃」を受けたとして計3億円の一部、3000万円の損害賠償請求を提起した。(横写真=左・「朝日」昨年12月30日、右・同今年3月14日記事)
なお、被告のなかにはUE社、岡田氏に加え、提訴代理人の荒井裕樹弁護士も入っている。
続けて刑事告訴も予定しているという。
本紙を提訴しているUR社の代理人もこの荒井弁護士であり、本紙も刑事・民事、さらに荒井弁護士の懲戒請求も検討している。
ところで、今回の提訴、告訴状を見ると実に興味深い。
N氏は事後に知ったことながら、この疑惑の4000万ドルが何のために送金され、また、内1000万ドルがUE社にバックされた理由についても、訴状のなかで詳述しているからだ。
まさに“当事者”ならでは知り得た情報であり、既報道ではここまで踏み込んでいない。

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