本紙でも既報の、時事通信がスッパ抜いた、08年9月、亀岡偉民内閣府・復興政務官(冒頭写真。衆院福島1区)の後援会が主催したゴルフコンペに、指定暴力団・山口組系関係者の妻2名が参加していた件だが、亀岡氏は「面識がない」と全面否定。それを受け、2月20日、菅義偉官房長官は会見で「事情は聞かない」とし、この疑惑は問題にならなかった。
亀岡氏は安倍首相の指示を受け、本日、9名が死亡した北海道暴風雪の現地視察を政府調査団のトップとして行った。
だが、先の疑惑、事情聴取さえしないなど、どう考えてもおかしい。
というのも、このゴルフコンペに参加していた2名の妻の夫は、地元の中堅幹部なんてクラスではない。2名の暴力団関係者は兄弟で、一方は何と、3万人以上いる構成員のなかでわずか100名にも満たない2次団体トップ、直参だったのだ。