アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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反原発の俳優・山本太郎――芸能界のタブーを超えて生き残れるか

 これまで芸能界は「原発反対を言うと仕事が干される」ため、原発について批判的なことをいう芸能人はほとんどいなかった。唯一の例外は、ロックミュージシャンの故・忌野清志郎(09年死去)くらいだろう。
しかし福島第一原発の大事故を受けてこの間、数人の芸能人が反原発の声を上げ始めている。
忌野清志郎の大ファンである斉藤和義(45。下写真)は自分の持ち歌「ずっと好きだった」を、東京電力への怒りを込め、「ずっとウソだった」と改作しユーチューブにアップ、大反響を得た。
 14歳のジュニアアイドル・藤波心はみずからのブログで脱原発の主張を書き込み、「6.11脱原発100万人アクション」に参加、新宿アルタ前で演説もしている。
そうしたなかで、俳優の山本太郎(36。冒頭写真)の反原発の発言、行動はもっとも注目されている。
「日雇い労働役者稼業明日から干されてどう生きてく?だからって黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ」とのツイートで“決意表明”して以後、反原発デモに参加。5月、反原発発言でドラマを降板になったとコメント。同月27日には所属事務所のシス・カンパニーを「これ以上迷惑かける訳いかないから」と自主退社した。

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