アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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臓器売買事件ーー住吉会幹部と徳洲会グループ幹部との癒着疑惑浮上

  いま、大手紙では連日のように報道されている、警視庁組織犯罪対策4課が手掛ける暴力団が絡む臓器売買事件ーー。大きく報じられているものの、臓器売買が行われているのはほとんど海外で、今回の事件は逮捕された臓器移植を受けた開業医と、同じく逮捕された住吉会系組長の個人的な関係から発しており、組織的関与はなく、マスコミの扱いほどたいした事件ではないとの冷めた見方もないではない。
だが、ここに来て、この事件は別の方向で、暴力団との深い関与があるのでは、との疑惑が浮上して来ている。
逮捕された開業医ではなく、開業医が移植手術を受けた宇和島徳洲会病院を含む日本最大の医療集団「徳洲会グループ」(東京都千代田区。理事長は元衆議院議員の徳田虎雄氏)との関係だ。
まず、今回逮捕された住吉会系組長は、末端のトップなどではない。坂巻松男組長(70。冒頭写真)が率いる野口会(坂巻組長の本名は「野口」)は2次団体(直系組織)で、

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