アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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菅首相が敗戦記念日に期する大バクチ宣言

 野党ばかりか、与党、国民の大半にまで嫌われても、一向に首相の座を下りる気配のない菅直人首相ーー。
7月19日午前の衆議院予算委員会では、サッカー女子ワールドカップの日本代表の優勝を引き合いに出し、「私もやるべきことがある限り、諦めないで頑張らなければならないと感じた」と言い放ったのだから、ここまで来ると、その粘り腰には、たいしたものとも思えて来るから不思議なものだ。
しかし、それにしても菅首相に「やるべきこと」などあるのか?
何しろ、当初、菅首相を支持していた民主省関係者にまで、こう吐き捨てられる始末なのだから。
「あいつは官房機密費でタダ飯を食ったりしたいだけ。仲間もいなければ、資金もない。辞めればただの1議員だし、この様では次回当選さえ危ない。だから、できるだけ長く首相の座にいたいだけ。いることが、やるべきことだろう」。
だが、実は菅首相には別の「やるべきこと」があったのだ。その最大の山場は8月15日の敗戦記念日だという。

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