アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>大手マスコミが一切報じない、福島第一原発4号機建屋倒壊による新たなメルトダウンの可能性

 大手マスコミでは一切、報道されていないから、タイトルだけ見て驚かれる読者もおられるだろう。あるいは、危機を必要以上に煽っているとも。
福島第一原発4号機建屋(冒頭右写真)倒壊の可能性はネット上ではかなり前から指摘されていた。情報源は米国フェアウィンズアソシエーツ社のチーフ・エンジニアのアーニー・ガンダーセン氏。これだけ聞けば、少し頭のおかしい、目立ちたがり屋の自称・科学者が、勝手なことをいっていると思われるかも知れない。
 だが、ガンダーセン氏は、あの米国スリーマイル原発事故時の事故調査団のメンバーの一人だし、米国の原子力規制委員会の会議にも出て発言している歴とした専門家。そのガンダーセン氏が5月12日、「前回と同規模の余震があれば4号機は倒れる」と警告していた(横写真2枚ともビデオ映像より)。
加えて、7月6日付けの社民党の機関紙『社会新報』(冒頭左写真)が、東電関係者から話を聞いたとして「4号機建屋が完全倒壊の危機」と題する記事を掲載。その後、本紙は政府関係者から、同様の見解を得たので、取り上げることにした。
情報や関係者の話を総合すると、4号機は定期点検中だったことから燃料棒は取り出されており、原子炉は停まっていた。したがって、1~3号機のようにメトルダウンはしなかった。
ただし、

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