アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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フジTVがようやく報じた、「うなぎ」の逆バージョン産地偽装(日本産→中国産)疑惑の驚愕実態

 7月20日のフジテレビの夕方のニュース番組「スーパーニュース」で、ようやく、うなぎの産地偽装疑惑が報じられた。
「ようやく」と本紙が表現するのは、フジテレビは遅くても昨年3月から取材を始め、サンプルを入手して科学的裏づけも取れたにも拘わらずなかなか報道しないとして、フジテレビに情報提供していた方が、本紙にも接触して来ていたからだ。
そのため、本紙では6月14日に一度、記事にしている。
もっとも、情報通り、今回フジテレビで報じられ一安心。そして、さすが全国ネット局の威力は大きく、反響は大きかったようだ。
うなぎの産地偽装(疑惑)自体は、本紙でも過去に報じたことがあるように、昨今、そうめずらしい話ではない。
だが、今回の偽装疑惑は、鹿児島県産のうまぎを、わざわざ価格が安い中国産と偽って販売しているというもので、これまでの偽装(疑惑)の完全な逆バージョンという目新しさというか、その奇抜さに、誰もが一瞬、「?」となってしまうからだろう。
なぜ、そんなことになるのかといえば、この鹿児島県産のうなぎ、病気等で死んだり、死にかけている“事故うなぎ”が対象で、さすがに通常価格で販売するのは良心が咎めたのか、ひじょうに安く販売しており、しかし、それだと「何で、そんなに安いの?」と疑問を持たれるため、わざわざ中国産に偽装しているようなのだ。
(冒頭写真=地元・鹿児島のスーパーで販売される疑惑のうなぎ)

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