7月25日(月)午前10時から、東京地裁刑事部420号法廷で、1億2000万円窃盗等事件の第2回公判があり、鈴木新被告(34。冒頭左写真)への質問があった。
この公判の傍聴席の一番前の席の中央に、山口もえの夫であり、鈴木被告の大学時代のサークルの2年先輩にあたる尾関茂雄氏(36。冒頭右写真)の姿があった。
尾関氏といえば、本紙でも既報のように、この6月に風営法違反で逮捕され、マスコミで大きく報道されたばかり。しかも、その際、本紙だけでなく、「東スポ」や「週刊朝日」(6月24日号)でもこの1億2000万円窃盗等事件への関与の可能性さえ報じられ、常識的には、尾関氏が顔を見せるとは誰も予想してなかった。
ところが、初公判にも顔を見せていたが、今回も若い女性とたった2人だけで顔を見せ、質問が終わり、拘置所に戻る鈴木被告と2人で何やら目配せしている様子さえ目撃できた。
こうした事実だけ見ても、尾関氏の心証は良くないのだが、この日の鈴木被告への質問(それに先立ち、鈴木被告父の情状を訴える証人尋問があった)や、この間、本紙が知り得た情報などを総合すると、やはり尾関氏がこの事件に関与していると思わないわけにはいかないのだ(なお、未だ1億2000万円のカネの行方は不明)。