アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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脱税疑惑や地元有力者の関与説もーー鹿児島産“事故うなぎ”の中国産偽装疑惑の深い闇

  本紙はこの7月22日、わが国の養殖うなぎの一大産地、鹿児島県で浮上した中国産偽装疑惑の件を取り上げた。
鹿児島の養殖池で死にかけたり、死んでしまったうなぎを廃棄処理せず格安販売ーーそのため、中国産と偽って販売しているという疑惑だ。
フジテレビが7月20日夕方のニュース「スーパーニュース」で報道したこともあり、話題になったようだが、実はこの疑惑、背後にはもっと根深い闇があるようだ。
フジの報道に圧力がかかっているとの指摘があったことは、本紙でも6月14日に報じている通りだが、その要因の一つに、疑惑が出ている「鹿児島鰻」(鹿児島県大崎町)は、日本最大の養鰻業者であるという事情もあるようだ。今年の売上高は約35億円、来期は約50億円の予想。
「末端の業者なら、一部の不良業者がやったことで片づくが、鹿児島鰻が本当にやっているとなると鹿児島ブランド、引いてはわが国の養殖うなぎ全体の信用失墜となり、風評被害も懸念される」(業界関係者)
だが、関係者によれば、事はそんな単純な問題ではないという。
(冒頭写真=地元・鹿児島のスーパーで販売される疑惑のうなぎ)

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