アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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鮎川純太氏、「マルマン」株売却で浮上した疑惑

 久しぶりに、あの鮎川純太氏の話題を取り上げる。そう、女優・杉田かおると結婚したり(離婚)、経営破たん、事件化した「日本振興銀行」との関係でも疑惑が出ている旧日産コンツエルンの御曹司のあの人。いまもアンビシャス上場「日本産業ホールディングス」(本社・東京都渋谷区)の会長の地位にある。
その鮎川氏が代表の「中小企業共済」(東京都港区)が、ゴルフクラブ主力のジャスダック上場「マルマン」(東京都千代田区)の全所有株式(14・01%)を市場外で売却したと発表したのは7月29日のことだ。
そのうちの12・28%を買ったのは「COSMO&Company」(東京都港区)なる会社。同社はすでにマルマンの株20・94%を所有していたので、今回の分と併せ33・33%と経営権を握れる3分の1まで買い集めたことになる。
このCOSMO&Company、マルマンの今回買収のIRを見ても、どういう会社なのか詳細は明らかになっていない。しかも、設立は今年3月4日と極めて最近。
これだけ見れば、怪しむ向きもあるかも知れないが、さる事情通はこう解説する。
「COSMO&Companyの廬康九代表は、以前、韓国の財閥、LGグループ会社の部長をやっていた。バックはLG。だから、しっかりした会社ですよ」。
それよりむしろ問題なのは、売却した鮎川氏の方だという。いったい、どういうことなのか?

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