アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(380)近畿産業信用組合の反社への不正融資疑惑

 「近畿産業信用組合」(大阪市天王寺区)といえば、本紙の読者なら、武富士が京都市内で地上げしようとしたものの失敗、長年虫食い状態のままになっている京都3物件に対し、極度額72億円もの根抵当権を設定した相手といえば判りやすいのではないだろうか。
破たんした多くの在日韓国人系信用組合の事業を引き継いでおり、タクシー会社「エムケイ」(京都市)の創業者で元会長の青木定雄氏が現在、同信組の会長を勤めている。
普銀転換を目指すとしているが、04年6月、不適切な融資につき、近畿財務局から業務改善命令を受けてもおり、その道乗りは簡単ではないようだ。
その近畿産業信用組合に、今度は反社への不正融資疑惑が浮上。金融庁も注目しているようだ。

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