アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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米オクラホマ巨大竜巻発生で再注目ーーわが国最大級竜巻に襲われた、つくば市北条地区現場写真(昨年5月)

 5月21日、米オクラホマ州ムーアを襲った竜巻の威力は最大級F5(秒速117?142m。6段階中)だった。何しろ、小学校の校舎にいても安全ではなく、そこでの9名を含む死者21名を出し、約2400棟が被害を受けた。
その影像を見、竜巻のすさまじさを実感した読者は多いと思う。が、大半の方は、それは国土が広く、竜巻が発生しやすい米国のことで、自分たちとは直接関係ないと思っているのではないだろうか。
しかし、そうともいえない。

 昨年5月6日午後1時過ぎ、茨城県つくば市北条地区を襲った竜巻の威力は、発生当初6段階の下から3番目のF2とされた。死者は1名だった。しかし、その後、下から4番目のF3に格上げ。それどころか、専門家のなかには死者を出した住宅付近では秒速100m以上で、わが国観測史上最高のF5と見る者もいる。
というのも、亡くなった中学生は自宅で留守番をしていたところ、平屋のその家全体が竜巻の風圧で浮き上がり、1回転し、完全に地面から剥がれた家の基礎コンクリート部分の底が上を向き、死因は圧死と見られる凄まじさだったのだ(その写真は下に)。
(写真提供=ジャーナリスト・有賀訓氏)

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