アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(316)「新手の新株予約権発行を持ちかける『丸石』元社長の怪しい動き」

 「丸石自転車」をご記憶だろうか。
1世紀近くの歴史を誇る大手自転車メーカーだったが、多角化を模索する中、事件屋の介入を受け、社長が逮捕された挙げ句、2004年に上場廃止になった。
その最後、丸石自転車は持ち株会社「丸石ホールディングス」としてわずかの期間、上場していたが、その時、社長だったのが増田聡氏。その前には丸石自転車、さらにその前には「イチヤ」の取締役を勤めていたこともある。
その増田氏の名前が、久々に兜町関係者の間で話題になっている。
新手の新株予約権(ライツ・イシュー)の手法を、複数の“危ない上場企業”に持ち込んでいるというのだ。

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