アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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後藤忠政・元後藤組組長が島田紳助を小チンピラと呼ぶ理由

 後藤忠政・元後藤組組長が、著書『憚りながら』(昨年5月発行)のなかで、島田紳助(冒頭写真。『週刊文春』9月8日号グラビアより)のことを“小チンピラ”とまでこき下ろしているのをご存じだろうか。
紳助が司会をやっていた『行列のできる法律相談所』(日テレ系)のなかで、カンボジアに学校を建てるといってチャリティー・オークションを開催。自分や他のタレントの描いた絵を数百万円という高額で売りつけ、億を超えるカネが集まったと紳助が自慢していたことがあるという。
現地に行き、本当に支援物資が現場に届くか確かめている後藤氏としては、そんな確認もせず、ただ自分を見せびらかし、押しつけがましい「善意」を、公共の電波を使ってタレ流す紳助のような輩は小チンピラだといいたいようだ。
実際、カンボジアの高官は、後藤氏に対し、「自分たちの国が貧しいことを、笑いものにされているようだ」と露骨に不快な顔をしていたという(『憚りながら』の313~315頁)。
もっとも、後藤氏がここまで紳助をこき下ろすのは、もっと別の理由あってのこととの見方が有力であるようだ。

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