アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

ミクシィで投資家を募る「ビーマップ」仕手人脈にして、「アーティストハウスHD」株主

 ヘラクレス上場「ビーマップ」の株価操作事件に関しては本紙でも既報の通りだが、その主役が松山(豊臣)春国被告(56)を始めとするパチンコ情報提供会社「梁山泊」関係者だったのはご存じの通り。  その梁山泊関係者で、もっとも逮捕されず、未だ実名報道もされていない、しかしながら、当局も“大物”と見て関心を持っている人物がいる。  ビーマップ株買い占め資金は、マザーズ上場「アイ・シー・エフ」(現オーベン)の株売却資金が当てられたことが明らかになっているが、この人物は松山被告がオーナーで、両社の株買い占めの受け皿にされていた会社「ビタミン愛」からアイ・シー・エフ株式の一部を引き受けた人物。  だが、当局が“大物”と見ている理由はそれだけではない。  他にも、「ビジネスバンクコンサルティング」、「大盛工業」、「アーティストハウスホールディングス」、それに「ビーマップ」と、事件化したり、何かときな臭い話が出る現・元上場企業の株をかなり保有していた(現在保有のものも)。  なかでも大盛工業については14%以上も保有していた。  その人物とは、田塩享寛氏。  田塩氏、さらにアイ・シー・エフとの間では自分が大株主(50%)だった「ワン・ウィング」を、アーティストハウスホールディングスとの間でも大株主(41・5%)だった「ツートップ」という会社を子会社化させている。株式交換によるもので、結果、この2社については大株主になれたわけだ。  だが、このように注目される数多くの上場企業に登場。それでいて、自身の事業の中心はそもそもリサイクルCD販売で、決して資金が潤沢とも思えない。また、40代の若さで、人脈共々いかにして築いたのか、と謎とされて来ている。  そのため、関係者の間では「川上(八巳)被告のダミーでは」、「否、豊臣(被告)の方だろう」なんて声も出ている。  その田塩氏が最近、SNSの「ミクシィ」で投資家を募っており、一部の事情通の間で話題になっている。  もっとも、ここで彼が使っているのは本名ではない。外国人とのハーフのような愛称を使っている。  ご存知のように、 SNSはネット上ながら会員限定の人脈ネットワーク機能を果たしている。自身のHPが話題を呼べば投資家を実に効率的に獲得できる。  それだけに、彼のHPを見ると、マカオを拠点に投資の仕事で米国・香港などを飛び回り、高級ホテルに泊まり、遊ぶ時はカジノといった様子が日記風に綴られ、さらにはミクシィで知り合った者との交流会も開催。若手の起業家やその卵には魅力的な内容となっている。  現住所は香港で、ハワイではレストラン経営、米国本土とカナダでは不動産業、スイスでは時計ビジネス、日本では未公開ベンチャーへの投資などとなっている。  なかでもいま、もっとも力を入れているのはマカオへの不動産投資(写真=マカオの観光スポット)。  事情通が語る。 「田塩氏のマカオでのビジネス・パートナーはあの松島(庸)氏です。彼はいま、不動産会社Sのマカオ支店にいて、共同オーナー兼役員として日本人投資家向けの手伝いをしています。松島氏もなぜか現地では、“マーク松島”と仮名を使っていると聞きます」…

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