アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

やはり襲われていた、アーティストハウスHDの監査役

 5月1日発売の『ZAITEN』に、ジャーナリストの九十九蘭氏が「『役員襲撃事件』『前社長への損害賠償請求』アーティストハウスの“異変”」なる記事(写真)を書いている。  4月上旬、自宅前で、マザーズ上場の情報・通信関連企業「アーティストハウスホールディングス」(本社・東京都渋谷区)常勤監査役の和田位氏(60)が襲われたことを、一般に出回る商業紙のなかでもっとも早く実名で書いたのがこの記事だ。  本紙は4月15日、連載の宝田陽平の兜町アンダーワールド(52)で「新興上場企業監査役が襲撃された!?」なる記事を書いているが、実はこれはまさにその和田氏のことだったのだ。  アーティストハウスHDの有価証券報告書によれば、和田氏はセントラルリース(現UFJセントラルリース)、スミセイリース、日立信販常務取締役(現アエル)などを経て、昨年8月よりアーティストの常勤監査役に就任していた。(以下に、襲撃に関する「怪文書」掲載)  そして同記事のように、兜町では話題になっていた。また、「怪文書」(写真)も出た。捜査の参考にもなればと、敢えて転載した。  ところで、本紙は4月中旬、一報に接し、複数の当局関係者に確認してもらった。だが、不幸中の幸いにも傷はたいしたことがなかったせいだろうか、ともかく警視庁の定例会見では発表していなかったし、当局に確認しても「ノーコメント」とのことだったので、実名は見送って掲載した次第。  これに対し、前述の記事は複数の証言に加え、和田監査役が襲われた自宅前の写真まで掲載している。  前掲の「怪文書」は襲撃の原因は、和田氏の個人的なビジネスに関することと記しているが、『ZAITEN』記事でも、その原因に関しては、現経営陣VS前代表(現・取締役)派との内紛、さらにこの1月11日に計10億5000万円の新株予約権と同付社債の払い込みを完了したジャスダック上場、ファンド運営の「クオンツ」(東京都千代田区)も加わった三つ巴の抗争絡みの可能性があるとの声を紹介している。  実際、そうした見方が有力で、「怪文書」の指摘は、抗争の一つの勢力に組した意図的なリークなのかも知れない。  いずれにしろ、アーティストハウスHDについてはきな臭い情報が以前から少なくなく、加えて、今回の襲撃事件。  上場企業とは思えない異常事態であり、今後の行方が注目される。…

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